経歴。5
処方された薬は早々に使うのをやめた。薬局に電話する気力も無かった。
鈍い痛みが体の中でずーんずーんと延々と続き、日常生活が送れなかった。お尻が痛い。とにかく痛いのだ。ずっとベッドの上でゴロゴロのたうちまわり「痛いよ〜痛いよ〜」と声に出して泣いた。それほど痛かった。食事もとれなかった。ベッドの脇に水とウィダーインゼリーを置いてやり過ごした。
とんでもない痛みは3日くらい続いた。この時医者に行けば良かったのかな。人生で初めて味わう壮絶な痛みを植え付けられたあの病院へもう一度行くなんて、とても考えられなかった。完全にトラウマ。
結局1週間寝込んだ。その間に4キロ痩せた。水を飲んだだけでも太ると言われる生産期にこれだけ痩せるのなんてなかなか無いんじゃないかな…
痛みが落ち着いて来たとは言え痛いことに変わりはなく。産婦人科で内診を受けた時にお尻が痛むことも…
出産の一番の恐怖が、私のお尻は耐えられるのかという所ばかりだった。
陣痛が来た時、途中まではお尻が痛い方が辛かったなって思っていた。もちろん出産の痛みに勝るものはなかったけど。
助産師さんが大慌てでお尻を押さえてくれたけど、かなりのサイズよ…ってドン引きしてて申し訳なかったな…
タンポンに薬を塗り込んだ物をお尻に刺して置いておくような感じの処理をされる。
後陣痛がツライという話も聞いていたけど、私はお尻がとにかく痛くて、苦しくて眠れなかった。
排便するとイボ様が現れるのは変わりなかったけど、やはり出産後は戻しやすかった。
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